一つのデータを複数の各ストレージに分散配置し、ユーザーからのデータ配信リクエストに対し複数台のストレージを割り当てることで、個々のストレージの負荷を平坦化することができます。その結果として多人数で利用される際の平均応答時間の向上が見込めます
従来型サーバとA.S.Sの比較
通信速度
ディスクスペース
耐障害性
バックアップ体制
従来のサービス
ファイルサーバに繋がる回線に
アクセスが一極集中
し、速度低下
物理的なスペースは限られる
ため、大容量のディスク領域を確保するのが困難
一カ所にサーバが集中する
ため、そこに障害が発生すると全てのサービスが停止
バックアップのためのサーバを確保するには、物理的なスペースが必要
A.S.S
DAM
全国に散らばる各ストレージに対して
アクセスが分散
するため、速度低下は起こりにくい
全国に散らばる各ストレージの
余剰リソースを利用
し、大容量ディスクスペースを確保
個々のサーバが
全国に散らばる
ため、局地的な災害にも安全
データは常時全国に散らばる
複数のストレージに複製
される
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管理画面上からアップロードサーバを経由して、ストレージ端末にデータを分散格納します。
アップロード作業は管理画面上から簡単に行えます。
送信と受信の経路を変え、負荷のかからない回線を 選ぶことでストレスの無い配信を実現します。
さらに負荷がかかる場合、増殖してファイル保管を行います。
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AD-Holic Storage Serviceの負荷分散システムでは、データを保護するために冗長化を行います。各ストレージのディスクがRAID5で構成されているのに加え、複数台のストレージにデータを冗長化させることで、データの保護を行います。例え1台が失われたとしても、別の1台が補完するかたちで常に一定の冗長化が保たれるように設計されています。また、冗長化を行うことで通信速度についても平均的に高速になります。1台のマシンにしかデータが存在しないということが起こらないため、アクセスが1台のマシンに集中し極端にレスポンスが遅くなるということが起こらなくなります。
各ストレージは、主に地理的に離れた場所に設置されています。このことは、上の冗長化と合わせると、局所的な災害からデータを保護する上で非常に高い効果が見込めます。従来のデータセンター型の運用では、東京と大阪にそれぞれデータを置くことで、このような災害に対処できるように運用されてきましたが、これは非常にコストのかかる物となっていました。今後、ストレージを日本全国に設置していく計画もあり、それによってある程度広範囲な災害からもデータを守ることのできる可能性が出てきます。
日本全国地理的に離れた場所に、各ストレージを配置することで、各所にデータが分散され、一部地域のストレージが全てダウンしたとしても、他の地域のストレージが協調動作し、データの保護をする方向に働きます。
AD-Holic Storage Serviceでは、データの最大容量という概念はありません。従来のデータセンター等での運用ですと、ストレージの容量が固定されるため、あらかじめ見込めるデータ量を予想し、それにそってストレージの容量を設定する必要がありました。AD-Holic Storage Serviceでは、ストレージ全体で一つのサーバと見なすことによって膨大なデータ領域が確保されており、今後もストレージを設置しネットワークで結線することで、単純に最大容量を増やしていくことができます。お客様に対してもそのメリットを反映し、データ領域の追加の要望に対してより柔軟に対応致します。
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